白星は伸びずも観客動員は最多更新――主催試合が減っても増えたファン(写真はイメージ)
中日の観客動員は、単に「好調」という言葉だけでは収まらない。2026年の主催71試合に訪れた観客は253万3782人。球団によると、NPBの実数報告以降で過去最多となった。主催試合数が前年より1試合少ない中でも、年間の入場者数は増えている。
NPBの公式統計によると、中日の主催試合入場者数は2024年が233万9541人、2025年が252万832人、2026年が253万3782人。2年前から19万4241人増え、増加率は約8.3%となった。
前年との差は1万2950人で、総数の伸びは約0.5%。ただし、2025年は主催72試合、今季は71試合だった。試合数の違いをならした1試合平均では、3万5012人から3万5687人へ675人増え、約1.9%の上昇となる。総数だけを見るよりも、1試合当たりの集客の伸びが大きいことが分かる。
他球団と比べても、中日は上位に位置する。10月6日時点の主催試合入場者数は、阪神、巨人、ソフトバンクに次ぐ12球団4位。セ・リーグでは3位で、1試合平均でも同じ順位だった。
ここで区別したいのが、主催試合全体と本拠地開催分だ。球団発表では、バンテリンドーム ナゴヤの69試合に250万8354人が来場し、平均は3万6353人。地方開催2試合の計2万5428人を合わせた数字が、年間253万3782人となる。
一方、チームは143試合で60勝81敗2分、勝率.426。観客動員の伸びと、グラウンドでの成績は対照的だった。
入場者数は延べ人数であり、ファンの実人数や来場理由を示すものではない。それでも、今季の中日は主催試合数が減る中で最多動員を更新した。成績の低迷とは別に、球場へ足を運ぶ人の多さが公式記録に残ったシーズンだった。
記事/まるスポ編集部


